環境問題に関心を持っている法学部4年生のブログです。2011年9月から1年間、アメリカのUniversity of California, Davis (UC Davis, UCD)に留学し、市民及び行政による環境政策や環境法などについて勉強してきました。留学準備、あっちでの生活について書いた記事が、留学を目指す方の参考になればいいな。
日々の日記、環境問題について思うこと、などを書いています。


Mar 3, 2013

日本とアメリカの教育事情に思うこと

約1週間半前から、アメリカに来ています。
最初の一週間はNYに、国連とコロンビア大学を見に行きたい(あと、カップケーキとパンケーキを食べに行きたい lol)という動機のもとで滞在しまして、
今は去年留学していたCaliforniaのDavisに来ています。

いよいよ迫って来ている大学院面接は英語で行われることが予想されるので、友達に面接の練習をしてもらったり、そうじゃなくてもいろんな友達に「なんで戻って来たの?」「いま何してるの?」「将来何したいの?」って質問攻撃にあうため、日本で家にこもって勉強しているよりも環境が良いと予想していました。



うん、来て良かったと思ってる。
しかも友達の家にステイしているし、日中は通い慣れたキャンパスのcoffee shopで1日をすごしたり、友達としゃべったり時々遊んだりしているくらいなので、全然お金がかかりません。
それにしても今ドル円のレート、留学の時に比べて全然違うから、旅行がすごい高くつくね。大変。だからカードでお支払い全然してない! 留学してた時の残りで現金生活してる。

NYの物価の高さにはおどろいた。折角だからーとかいって予想以上に使っちゃったのが反省点。


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さて、題名にした「教育事情」のお話に移ります。

昨日、元ルームメイト達のお家に泊まって、朝もゆっくりrelaxingな時間を過ごしていたのね。
一人は仕事にお昼まで行ってて、もう一人は実家にお帰り。だから、家にのこされたのは私とAちゃんだけでした。


starbacksにコーヒー買いに行くから一緒に行こうっていわれて、二人で車にのって出かけました。カプチーノおごってくれた。やったー!ありがとう :)

彼女は、私の妹と同じ年齢の20歳の子です。生活というか行いというか?を見ているとそんなに"良い子"には見えないのですが、彼女はすごく真面目で努力家。20歳で大学4年生ということで、high schoolを2年間短くして飛び級しています。私と2人になるといつもいろんな日本に関してとか、彼女が知らないことを質問してくるから、彼女と話すのはすごい勉強になる。自分の応え方を考えるという意味でも、相手が私に教えてくれる内容という意味でも。


で、昨日の話題は、彼女のGAPでのアルバイトの話から、日本の少子高齢化社会についてになりまったのね。

約20年後には、生産人口と非生産人口が1:1になることが予想されていること
日本の女性の晩婚化が進んで、仕事と家庭のバランスをとることが難しくなっていること
子どもの教育費が高いからあまり沢山の子どもを養うのが難しくなっていること

そんなことを説明しました。

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気付いたのが、アメリカと日本では、両親が望む教育に対する期待が異なるということ。
日本だと、ちゃんと塾に通わせて、良い学校に入れて、大学まで行かせて、いいとこに就職したら成功だと考える人が主流なわけで、「良い生活」の根底は教育にあるという考えがきちんと定着していると思う。

だけど、アメリカはそうではないということ。Aちゃんに話を聞きました。
両親はそんなに子どもの教育について考えているとは思えない。とりあえず学校にはちゃんといかせれば、そのシステムの中で必要レベルの教育は受けられると思っている人が多いのかな。



アメリカでは、小学校レベルでも、各学年に要求される内容に着いて行けない子が沢山いて、でもその子達がfailしたという思いを小さいころから植え付けないように、とりあえず学年はあがって内容は下のレベルのまま、ということが起こりえるらしい。

あと、高校はプロムとかパーティーとか、いろんなきらきらした部分が世の中に回っているけど、それはお遊び。勉強面では要求されていることはそんなに高くなくて、高校の卒業試験は中学のレベルがきちんと理解出来ているか、ということに焦点がおかれているものがほとんどなんだって。

Aちゃんはいわゆるきらきらしたことには興味なくて、わざわざ高校に4年間も行かなくていいと思ったんだって。それに、お兄ちゃん達が高校に入るまではすっごい頭よかったのに、高校で要求されるレベルが低すぎて興味がなくなって、全然勉強しなくなっちゃったり遊びに走りすぎちゃったりしたらしい。そういうのを見て、私と性格が似てるから同じ道をたどる可能性があると思って、余分に時間を費やすより次のレベルに行きたいと思ったんだって。


そんなAちゃんの話を聞いて、すっごい感動しちゃった。
高校のうちからそんな大きな人生の選択をできるんだなって。

彼女曰く、アメリカのいくつかの大都市にある学校は、将来になにがしたいかによって高校で力を入れる科目を選択できるようになっているから、それが全土に広がったら良いと思うって。

日本ではそういうことが進学校では行われていて、高校の勉強が大学入試のための勉強になってることが問題視されてるけど、たしかにそういう入試みたいなシステムがないのだったら、フォーカスしたい科目に勉強のエネルギーを集中させる体制も良いのかもしれない。

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日本の受験制度についても説明したんだけど、それでも日本の方が教育のシステムとして高校まではちゃんと機能しているのかもしれないと思った。

だけど、大学の勉強はなんでアメリカの方が良いとされているのだろうか。
就職活動があるから、とかいって授業に出なかったりすることが許されている雰囲気が問題なんだろうね。
アメリカの大学は、出席チェックはあんまりないのにみんな授業にでてて、いつも勉強している。それは大学で要求されていることが高いレベルだから、それに着いて行くのが大変だから自然とそのような生活になるんだと思う。
だから、生徒の反対があるとか大学の運営側や教授が心配することなく、ばんばん宿題とか議論の場とかを設けるようにしていけば、日本の大学という教育機関はずっと良いものになるだろう。
結局、大学入試のために覚えたことが将来の役にたたないといわれてしまうのは、ほとんどの人にとって最後の教育機関である大学でちゃんとそのような知識を基礎とした教育を継続していないからなんだ。



大学の運営だって、国の政策とかと一緒。
税金を国に払っているから投票権が渡されるのと一緒で、大学に学費を払ってるのだったら、もっとどのようなものが欲しいのとか意見を発する場があっても良い筈。
先生の評価が公表されないのとか、学校に要求することを発する場があまり設けられていないのは不公平なのではないかな。いくら国は選べなくても学校は選べるとしても。





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