環境問題に関心を持っている法学部4年生のブログです。2011年9月から1年間、アメリカのUniversity of California, Davis (UC Davis, UCD)に留学し、市民及び行政による環境政策や環境法などについて勉強してきました。留学準備、あっちでの生活について書いた記事が、留学を目指す方の参考になればいいな。
日々の日記、環境問題について思うこと、などを書いています。


Nov 6, 2011

midterm ESP001

さてさて、おつぎはEnvironmental Analysis classについてですよー
この授業は、そう、私が最も苦戦してた授業ですね笑
Environmental ScienceとEnvironmental Policyを組み合わさった授業。どのようなdataがScienceの分野から出され、それをどのように分析してPolicyを作って行くか、ということを習います。
このように2つの分野をcombineして大局的に学べるのは、さすが環境分野に力を入れてるUC Davisだな、と思うところですよね。

文明塾EEP(昨年私が参加していた慶應のプログラム。ちなみにプログラム修了後に私が書いた文章もこのwebサイトのどこかに載ってますよ笑)でも学んで考えたんだけど、どんな分野にも関わらず、自分の専門ということにとどまらず、複数の専門を融合させて行くことがこれからの時代には大切なことだと思うんですよね。
だって、ここからここまでは自分の専門だけど、その先は分からない、というのではイノベーションは起きない。折角それぞれの分野の研究が発達していても、それを実際の社会にどう生かすのかってとこまで挑戦して初めて良い研究と言えると思うんだよね。
このことを考えるようになってから、学者になることに興味を持ち始めたのです。私が研究者だったら、積極的に他の研究と融合を図ろうとするのになー。他の学者にもその大切さとか伝えて、また、研究結果同士をつなげられるようなプラットフォームを作るのになー、とか思ってね。学者だけじゃなくて企業とも一緒に取り組んだりして。競争もとっても大切な要素だけど、共有も大切よ。(もちろん、そのあたらしい方向性に気付いて動き出してる教授、挑戦してるけど国の法律はなかなか変わらなくて苦戦されている教授もいらっしゃいました)



ま、それはおいといて、ESP001について。
最初はEnvironmental Scienceの方向から学び始めました。

例えばオゾン層の破壊であったら(懐かしい!初めて私が小学校で環境問題に興味を持って調べ学習のテーマにしたのがオゾン層についてだった!笑)、
・オゾン層の破壊は本当に起きているのか、
・何がオゾン層を破壊しているのか
・その物質は何から流出or発生するものなのか
・その物質によって実際どのような流れで破壊が進むのか
・破壊によってもたらされる人体への影響

という様に、仮説を立てて1つづつ読み解いて行くんですね。


自然環境というのは本当に全てが繋がって循環しているもので、しかもそこに化学的反応なども結びついてて、1つの解決には長い道のりがあるのよ。

このサイクルの例にいいのが、grobal warming とlocal air qualityの問題。
smogってのはあまり広い地域に影響を及ぼさずに、発生源の地域に影響を及ぼすlocal issue。この解決方法としてあるのが、ground-level ozonを使うこと。smogを消す作用があるってことが分かってるのね。だからlocal governmentは地元のair qualityを上げるためにフロンを使ってsmog問題を解決しようとしているの。

だけど、このozonってのはNOxっていう物質を含んでいて、この物質は空気中でmethanをconcentrateしてしまう作用がある。そう、このmethanってのがgrobal warmingの原因。

つまり、1つめの問題を解決しようとしたら、次の問題を悪化させることになっちゃうっていう、なんとも厄介な問題。
このことについて書いてあった論文では、local governmentも広い視野を持ってglobalな視点から政策を行うべきですね、っていう言葉で結ばれてた。結局どうなったんだろう。こんどTAに聞いてみよう!



後半のenvironmental policyについてでは、どのような状態なら最も経済効果の高い政策を作って実行できるのか、その裏返しでeffectiveでない状態とはどのようなものか、どのような問題が生じるのかについて。

例えば、共有スペースってのは、個々人が最大限で利用しようとするから、その土地の資源が枯渇してしまうということがあり得るということなど。


それから、政策を評価する方法として今もっともmajorなのがcost benefit analysis。政策を行うにあたってかかるcostと、政策実行によって得られるであろうbenefitを$を単位にして計算し、分析するというものです。



なんかこの「$を単位にして利益を分析」っていうのが、勉強中にすごいひっかかった。環境問題ってのは、モラル的なこともある程度含まれているのに、そのような要素がお金っていう相容れない単位で測られていいのか。
someone have to find other way than market based solution. so, is benefit cost analysis a temporary way? What is the "extremely different way"? What other point in our society which will be the new third element to major our activity?

疑問はつきない。
何か、学ぶのも良いけど、学んだことから考えたことを議論できるクラスをとりたいな。(団体とかだと、勉強の要素が少し減ってしまうので、個々はクラスのdiscussionの時間を利用する方が適切だと思う)



勉強できるって幸せ!!!


追加:discussionのreadingで課題として出たAcid rainについての論文が面白かった!
アメリカがこの課題の対策がどのように形成されていったのか(一進一退の繰り返し)、どんだけ政策実行までに労力がようするか(どんだけ時間かかってるんだよ!笑いごとじゃない。最初にclean air actが出来たのは1970年)がわかるものです。
ダウンロードにお金$3かかるけど、興味ある方は是非ー!

Kennedy School of Government Case Program
C15-99-1514.0
Cleaning up the "Big Dirties": The Problem of Acid Rain


2 comments:

  1. かなえってぃ
    22期小嶌です。
    twitterから飛んできちゃいました。
    充実していて何よりです。学者ってのをみてついコメントをしてしまいましたw

    analysisってよく考えてみると日本で全然やらないですね。特に法分野なんて、始めから形が決まっててあてはめるという形がほとんど・・・その点仮説を減少から組み立てていくというのはすごく面白いね。
    勉強になりました。ってまじめかw

    判例分析などでまた示唆があれば教えてください。
    来年東條たちとディベートで会いましょう。
    では、寒さには気をつけて。またねー。

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  2. 小嶌さん

    コメント有り難うございます!お返事遅くなってしまいすみません><
    そうですね、政策立案の段階は法律が大きく関わってくるものの、理数系の頭の働き方が基本になっているようです。

    学者についての私の考えについて何か思うところがあったら是非教えていただきたいです!

    ディベート、楽しみでもあり恐ろしくもありますww
    厳しいコメントお願い致します笑

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